治療薬が効かないスーパー耐性菌、2050年までの死者4000万人に迫る恐れ
2024年9月17日 17時9分
(CNN)治療薬が効かない「スーパー耐性菌」による世界の死者は、2050年までに70%近く増える可能性があるという研究結果が、16日の医学誌ランセットに発表された。
薬剤耐性(AMR)に直接起因する世界の死者は、2025年から2050年までの累計で3900万人を超す可能性があるとしている。
薬剤耐性とは、細菌や真菌などを死滅させるための薬剤に対抗する能力を病原体が獲得した状態。世界保健機関(WHO)は薬剤耐性を「公衆衛生と開発を脅かす世界最大級の脅威」と位置付ける。病原体は、人間や動植物に対する抗菌薬の誤用や過剰使用を通じて耐性の獲得が助長され、薬剤耐性が促進される。
今回の研究は米ワシントン大学健康指標評価研究所が発表した。筆頭著者のクリス・マリー氏は状況の一層の悪化を予想し、「本当に大きな問題に対応できるよう、新しい抗生剤と抗生剤の管理に注目する必要がある」と述べている。
研究チームは1990年から2021年にかけ、病原体22種と、薬剤と組み合わさった病原体84種、感染症11種について、薬剤耐性に関連または起因する死亡数と疾患数を204の国と地域をまたいで推定した。薬剤耐性に起因する死亡とは、薬剤耐性が直接的な死因となった症例。薬剤耐性に関連する死亡とは、別の原因が薬剤耐性によって深刻化した可能性のある症例と位置付けている。
この推定では約5億2000万人の記録を使用した。
その結果、1990年から2021年の間に、薬剤耐性で死亡した5歳未満の子どもは50%以上減ったのに対し、70歳以上の高齢者の死亡は80%以上増えていることが分かった。この傾向は今後も続くと予想している。
こうしたパターンが判明したのは予想外だったとマリー氏は説明する。15歳未満では、ワクチン、水、衛生プログラムなどによって薬剤耐性による死亡が減少する一方で、50歳を超えると死者は着実に増えているといい、世界が高齢化するほど高齢者が重い感染症にかかりやすくなると同氏は指摘している。
薬剤が組み合わさった病原体の中で、全年齢層を通じて死亡数が最も大きく増える原因となっていたのは、抗生剤のメチシリンと黄色ブドウ球菌が組み合わさったメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)だった。MRSAによる死者は、1990年の5万7200人から2021年には13万人に増加した。
研究チームは2050年までに予想される薬剤耐性による死者数についても予想。もし現在のままの状況が続いた場合、2050年には薬剤耐性に起因する世界の死者が190万人に、薬剤耐性に関連する死者は820万人に達する可能性があると推計した。
一方で、もしも世界の医療が改善された場合、累計9200万人の死を回避できる可能性があると予想。もしも耐性菌に対して効き目のある抗生剤の新薬が開発された場合には、累計で約1100万人の死を回避できる可能性があるとしている。
ブドウ球菌(ブドウきゅうきん)とは、ブドウ球菌属(Staphylococcus属)に属する、グラム陽性の細菌の総称である。
その名の通り球菌であり、1つ1つの球菌が不規則に配列した集合体(クラスター)を作りながら増殖し、光学顕微鏡下で観察すると「ブドウの房」のように見えるため「ブドウ球菌」と名付けられた。属名のStaphyloccocusも、ラテン語で「ブドウの房」を意味するstaphylo-と、球菌を意味するcoccus(元は「(穀物の)粒」や「木の実」の意)に由来する。
主な種類
ブドウ球菌はヒトから分離される事例の多い常在細菌であり、健常人の鼻腔内や体表などから分離される例が多い。しかし、その大部分は非病原性であり、体表面、鼻咽腔、消化管、膣などの常在細菌として、常在細菌叢(あるいは正常フローラ)(腸内細菌)を形成し、むしろ、外部からの病原体の侵入を防ぐバリヤーの役割の一端を担っている。ただし、ヒトに対する病原性を持つ種もいる。それでも、一般に、ヒトはブドウ球菌による病気の発症に対しては抵抗性が強く、ある種の自然免疫が備わっていると考えられている。仮にブドウ球菌によって感染巣が化膿しても、免疫力が充分であれば、白血球の働きによって病巣部は限局的で済み、容易に感染巣は広がらない。しかし、何らかの原因で白血球の機能が低下した患者などでは、この機構が働かずに重症化することもある。黄色ブドウ球菌 (Staphylococcus aureus)主として鼻腔や表皮に常在する。ブドウ球菌の中では最も病原性が高く、健常者に対しても化膿性疾患を中心とする各種疾患を引き起こすことがある[2]。また足の裏の悪臭の原因物質を作る菌の1つであることでも知られている。保健所への翌月報告が必要な4類感染症のひとつ。表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)主として鼻腔や表皮に常在する。通常は非病原性であり、他の病原菌から表皮を守るバリアーや、表皮を健康に保つ役目を果たしている菌である。しかし、体内に侵入すると病原性を発することもある。プラスチック表面などに対する付着性が強く、加えて表皮の常在菌であるため、手術の際にカテーテルや心臓弁などの医療用器具に付着して体内に侵入することがある。特に体内に留置するタイプの医療器具に付着して、そこで増殖することによって深在性の化膿症の原因になることがある。腐性ブドウ球菌(Staphylococcu saprophyticus)主として泌尿器周辺の皮膚に常在している。そこから尿路に侵入すると尿路感染症の原因になる場合がある。特に女性の尿路感染症の原因菌の1群として知られる[注釈 1]。非黄色ブドウ球菌(Non-aureus Staphylococci)感染性は低い。
試算で死者4000万人ならその百倍は逝くかもしれんね。
➡一般に、ヒトはブドウ球菌による病気の発症に対しては抵抗性が強く、ある種の自然免疫が備わっている
➡免疫力が充分であれば、白血球の働きによって病巣部は限局的で済み、容易に感染巣は広がらない
でも自然免疫が抗原原罪等でダメになると…
➡一方で、もしも世界の医療が改善された場合、累計9200万人の死を回避できる可能性があると予想。もしも耐性菌に対して効き目のある抗生剤の新薬が開発された場合には、累計で約1100万人の死を回避できる可能性があるとしている。
現代医療は結果的に自然免疫破壊を齎す。
今更それに気付いても時すでに遅しだな。
LoLLoLLoLLoLLoLLoLLoL
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mRNAワクチンが腸内細菌や常在菌に逆転写される、もしくはワクに含まれる不純物のプラスミドDNAの断片が腸内細菌や常在菌に組み込まれて、
返信削除接種者の一定割合で、スパイクタンパクの遺伝子が組み込まれた、遺伝子組み換え腸内細菌や常在菌が生まれてると思う。
コロナ第11波が続く中で「ワクチン未接種」の男性が抗体検査を受けてみたら
返信削除https://news.yahoo.co.jp/articles/98a00f09dad7483f2dbe91fa0729d1855733594d
いまごろになって抗原原罪や免疫抑制を報道
菌が強くなるなら
返信削除自己免疫も強くしたらヨロシ
と当然のアイデアが本の勇者から出てこないww
今更今更www
オロナイン真理教の教えによれば、オロナインHは万能薬であり、オロナインHがあれば、恐れることはない
返信削除いわゆる抗生物質とは作用機序が全く異なっており、オロナインHの耐性菌は永久にでてくる心配はないのである。
副作用がでる、アナフィラキシーショックがでる、などというのは、薬価の高い薬とか、医者にかからないと処方してもらえないようにしたい医者や薬品会社のディス悪宣伝である。
薬局で大昔から売られてるオロナインHか、ご本尊であるHの原液をゲットして、効能書きにある皮膚表面はもとより、アナフィラキシーショックがでるので禁忌とされている口腔内とか鼻腔内に塗ったり、水で薄めてうがいとか鼻うがいとかすれば、耐性菌を恐れることはなにもない
で、やってみた?
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