高石ともやさん死去、82歳 68年「受験生ブルース」大ヒット 日本のフォークをけん引
8/20(火) 5:30配信
歌手高石ともや(本名・尻石友也=しりいし・ともや)さんが17日午後3時半、病気のため京都市内で亡くなった。82歳。葬儀は近親者のみで行い、後日、お別れの会を開く予定。 高石さんは北海道出身。66年に「かごの鳥ブルース」でデビューし、68年「受験生ブルース」が大ヒット。ギター1本にメッセージ性の強い歌詞をのせ、日本のフォークをけん引した。 だが、その大きなうねりに背を向け、69年に渡米。帰国後は福井県名田庄村(現おおい町)の小学校跡で生活。米国生まれのブルーグラス音楽に自作の日本語詞を吹き込み、71年「ザ・ナターシャー・セブン」として再出発した。京都・円山音楽堂で立ち上げた「宵々山コンサート」には桂米朝さん、永六輔さんら多彩なゲストの参加で話題を呼び、夏の風物詩となった。 36歳でホノルルマラソン初挑戦。かつて京都の自宅に取材でお邪魔した際、夫人が「ちょっとランニングに。もう帰ってきますから」。帰宅した高石さんに「どれほど走ってきたんですか?」と尋ねると「えーと、30キロぐらいですかね」と軽やかな笑顔。「短距離は持って生まれた才能で決まるが、長距離は練習すれば誰でも走れるのがいい」と語っていた。【三宅敏】
宵々山コンサート(よいよいやまコンサート)は、京都の祇園祭の開催期間に合わせ京都市の「円山公園音楽堂」で1973年から2011年の間に30回(途中、中断)開催された有料の屋外音楽イベント。
「高石ともや & ザ・ナターシャー・セブン」のマネージャー・プロデューサーの榊原詩朗、高石ともや、永六輔の3人が、京都の祇園祭の前日を「宵山(よいやま)」と言うことに因み、さらにその前日の7月15日を「宵々山(よいよいやま)」と呼ぶことを提案し、コンサートを企画した。場所は京都の円山公園音楽堂。
1973年7月15日、第1回宵々山コンサートが開催。渥美清など毎回、多彩なゲストが顔を見せ、若い世代を中心に多くの人を集めた。関西周辺では、1969年8月から岐阜県の椛の湖で全日本フォークジャンボリー、1971年5月から大阪で春一番が開催されていたが、出演者が一部共通するものの、必ずしも、人脈的なつながりは特にない。
コンサートは当初の7月15日にこだわらず、土日などに日程を移しながら、毎年開催され、京都の梅雨明けを告げる若者のまつりとして定着したが、1982年2月、裏方の中心である榊原詩朗がホテルニュージャパン火災で亡くなり、中心的な出演者であるザ・ナターシャー・セブンも解散をしてしまうと、1985年の13回で一端は幕を閉じた。
1982年から1985年まで宵々山コンサートの関連イベントとして、京都市の円山公園音楽堂、日比谷公会堂などで、北山修企画・構成によって、「コンサート 夏の時代」が開催された。本体イベントである宵々山コンサートが1985年で一端中断したことにより、継続されず、1985年に東京、2000年に大阪で開催されたのみで、今後も開催される予定はない。
1994年に永六輔らによって、復活。1998年の18回コンサートで、15年ぶりにザ・ナターシャー・セブンが復帰した。2009年、世話方会をまとめていたスタッフ(三宅誠孝)が死去し、継続が困難になり[1]、同年の29回宵々山コンサートで一旦「中締め」としたが、関係者やファンの中から復活を望む声が多く、世話方会が永六輔・高石ともやとともに最後の宵々山コンサートの開催を決定し、2011年7月2日から7月10日の日程で「第30回宵々山コンサート」を開催する事になった[2]。30回の最終日には、人間国宝で落語家の桂米朝が登場する等[3]、多くのサプライズがあった。
- レギュラーに近い出演者
- 高石ともやとザ・ナターシャー・セブン(高石ともや、城田じゅんじ、金海たかひろ、坂庭しょうご、木田たかすけ)、杉田二郎、自切俳人とヒューマン・ズー、諸口あきら、永六輔らがおり、他に毎回、多彩なゲストが登場した。
- 1973年から中断する1985年まで
- 渥美清、小坂一也、小沢昭一、倍賞千恵子、桂米朝、石川鷹彦、木ノ実ナナ、山谷初男、黒柳徹子、高橋竹山、ミヤコ蝶々、赤塚不二夫、宮城まり子、淀川長治、谷啓、安田伸、坂本九、竹腰美代子、ザ・キングトーンズ、君原健二、おすぎとピーコ、松山千春、タモリ、岩崎宏美、岸田今日子、中村八大、金井克子、南こうせつ、笑福亭鶴瓶、由紀さおり、林英哲、嘉門達夫、桂三枝(現・六代目桂文枝)ら。
- 1994年から2000年まで
- 岡本文弥、喜納昌吉、なぎら健壱、三波春夫、宇崎竜童、灰谷健次郎、大槻ケンヂ、高田渡、中川イサト、桑名正博、トワエモア、巻上公一、波乃久里子、海援隊(武田鉄矢、中牟田俊男、千葉和臣)、JAYWALK、鈴木聖美ら。
- 2001年から2009年まで
- かまやつひろし、佐川満男、道上洋三、上田正樹、有森裕子、中島啓江、笠木透と雑花塾、村﨑修二、上條恒彦、浜村淳、趙博らが登場した。
僕は哀しい受験生♪
返信削除またなんで名田庄なんでしょうかね?
返信削除永とか榊原とか登場人物が勢ぞろいですね
ところでナターシャーはナタリアでしたね ラテン語では確かnatele dominiでなかったでしょうか
団長、攻殻機動隊の草薙素子さんの中の人が逝かれました、、、
返信削除ただの大往生で草
返信削除でたー、うんこさん!まだお元気なのですねえ。秋からの有料の💉頑張て打って、雑魚勇者から真の勇者になってくださいね!
削除珍しく
削除感情こもってませんなw
矢沢永吉六輔ww
返信削除祇園精舎 宵々山とは 簡単に触るものじゃないと思うが...
返信削除わざわざ京都に住むとかどうかしてる